そうだ本を読もう

本を片手にパスタを食べる。この幸せで十分じゃないか。

世界の果ての通学路


映画「世界の果ての通学路」公式サイト


ジャクソン (11歳 ケニア)
       片道15km・2時間)

カルロス  (11歳 アルゼンチン)
       片道18km・1時間30分)

ザヒラ   (12歳 モロッコ)
       片道22km・4時間)

サミュエル (13歳 インド)
       片道 4km・1時間15分)


大草原の中、野生動物から妹を守りながら学校へと向かうジャクソン。

妹を後ろに乗せ、アンデス山脈を馬で駆け抜けるカルロス。

友人と共に4時間かけ通うザヒラ。

車椅子で弟二人の協力のもと通う、足の不自由なサミュエル。



なぜ、ここまでして通うのだろう。

みんな夢があるんですね。

そして通学路のドラマ、学校に着き学友との出会いと学び。そのキラメキと輝きは最高です。

「そうだよ、学校って楽しい所だよ」と思い出させてくれます。


そしてそれを支える家族と学友たち。

特に足の不自由なサミュエルを支える弟二人。

オンボロ車椅子を1時間あまり兄弟で力を合わせて進む通学路でサミュエルと弟二人は明るく輝いています。

学校に着いてからは学友達がサミュエルを迎えます。

そこで弟が「また迎えに来るからね」と笑顔で楽しそうに兄に伝えます。



妹を守りながら進むジャクソンとカルロスもカッコいいです。


学ぶことの尊さ、それを支える家族愛、兄弟愛の大切さについても気づかされる作品でした。